ZMOTという概念


先日、e-Agencyさんのセミナーでなるほどな~と思ったのでメモ

ZMOT(Zero Moment Of Truth)はGoogoleが提唱した購買行動の概念・・・って書くと難しい。単純に言うと、いまのユーザは店舗に行く前に下調べをしてるっていう考えで、スマホなどのデジタルデバイスが普及した今、よく考えれば当たり前だなぁ。
と、思うことだったんですが、いざ自分がそれを意識してクライアントの方に提案しているかというとまだ微妙。

旧来はFMOT (Firest Moment Of Truth)という言葉があったようで(無知でした)売り場(店頭)で意思決定する。という物だったようです。

FMOTは極端に言えばメーカーや販売店からの情報で購買層のアクションを起こす。という考えと受け止めましたが、ZMOTでは事前に購買層が情報を調べることによって多数の情報を手に入れ、最適(と思われる)な商品を購入する。と、いうことでいいのでしょうか。

たとえば、新しいスマホほしいなぁ(今の僕)

  • 今のスマホで「評判がいいのはなんだろう」(調べる動機)
  • 口コミサイト見てみよう(調べるアクション)
  • なるほど、○○がいい感じだな(興味)
  • そういえば、フォロワーに持ってる人いないかな、ポストしてみよう(多数の情報収集)
  • お、評判いいな。安いところはどこだろう(商品の確定と価格調査)
  • あの店舗近いから行ってみよう(行動)
  • やっぱりデザインもいいな、手にもしっくりくるな(ここからFMOT)

ここ以降は、今までどおりですね。ただ違うのは店頭に行く時点でほとんど商品が決まっているということ。
メーカーからユーザーに情報を伝えるだけではなく、ユーザー間で情報のやり取りが行われ意思決定に大きな影響を与える。
これを意識せずに商売を行うと、独善的な商法になり結局誰にも共感されない(売れない)物を作ってしまうことになるんでしょうね。

Webの提案もこういうことを意識したうえで行っていきたいと思います~

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